未来の食を考えるウェブメディア
< 試食レポート >
Beanus ダイズライス
フジッコ株式会社

フジッコが主食として提案する
大豆のご飯

「お豆生活」を提案する新ブランドBeanus(ビーナス)。ダイズライスはその第一弾。商品名にはライスとついていますが、お米ではなく大豆商品です。

「栄養価が高いだけで無く、肉に比べて環境負荷の低いタンパク源として期待される大豆をもっと食べてほしい」と、豆類のお惣菜シリーズ「おまめさん」などで有名なフジッコ株式会社が開発しました。

フジッコには「大豆本来のおいしさを活かした商品にしたい」という思いが強くあったようですが、一方、試作段階で「大豆特有の臭いが苦手」「食感がボソボソしている」などという感想も多かったようです。

大豆特有の不快と言われる香りを軽減し、旨味や甘味はそのまま残しつつ、程よい食感があり違和感なく食べられる品質を目指して試行錯誤を繰り返し、販売にこぎつけた商品がこのダイズライスですが、フジッコでは、今後も引き続き改良を加えていく方針のようです。

水を加えて電子レンジで加熱し蒸らすだけ
炊き上がりはこんな感じ

編集部で試食した感想は「やはりお米とは違う」ということ。白いご飯のように、梅干しひとつで美味しく食べられるような感じではありません。しかしそこで、チャーハンにしてみると、パラパラした粒が調理で逆に扱いやすく美味しく仕上がりました。

これはありです!チャーハンやカレー、ガパオライスなど調理方法によって、とても美味しく食べられます。

1食あたり24gの高タンパク、糖質はお米と比べて85%オフが魅力のダイズライス。3食のうちの1食をダイズライスにしてみる、というのも良い使い方ではないでしょうか。WEBサイトにアレンジ例がたくさんアップされていますので、参考にするといいと思います。

取材・文 / 井澤裕子

商品名
Beanus ダイズライス
価格 / 内容量
1,000円/200g(800gの商品もあります)
原材料
粉末状大豆たんぱく(大豆(遺伝子組換えでない))、大豆粉(大豆(遺伝子組換えでない))、もち粉、難消化性デキストリン/増粘剤(加工でんぷん、ローカストビーンガム)、トレハロース、(一部に大豆含む)
会社名
フジッコ株式会社