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FOOD TECH PARK 渋谷ロフト店

実店舗ならではの体験スペースで、 最新のフードテックブランドをいち早くチェック

フードテックとは、デジタル技術やバイオサイエンスなど新しい技術を駆使することで起こっている食関連のイノベーションのこと。世界で加熱するフードテックの分野においては少し出遅れている感がある日本ですが、ここにきて、国内でもFOOD TECHの文字を目にするようになってきました。

東京都渋谷区の渋谷ロフト2FにあるFOOD TECH PARKもその1つ。「最新のフードテックブランドを 五感を通じて体験できる場」として、2021年4月にオープンした展示・体験スペースです。

謳い文句のとおり、ここには国内外のスタートアップや、日本未上陸の海外フードテックブランドなどの商品やサービスが展示されています。

FOOD TECH PARK
“とんこつ風“のヴィーガンラーメン。タブレットで商品の詳細が見られる

商品を実際に手にとって見たり、試食したりできるほか、商品ごとに設置されたタブレットで、商品の魅力や開発の背景、込められた思いなど、より詳しい情報を得ることができます。

常駐している店舗スタッフに直接質問できるのもうれしいポイント。店舗スタッフは、商品やメーカーについて熟知しており、ていねいに説明してくれます。また、お客様の反応や意見などを、出展メーカーにフィードバックをする役目も担っています。

FOOD TECH PARK
店舗スタッフが常駐しており、直接説明を聞くこともできる

展示は定期的に入れ替わるので、常に新しいブランドを見つける楽しみもあり、気に入った商品があればいち早く購入できるのも魅力です。

私が訪れた日には、アメリカ発の「worthy」というデザートタイプの植物性栄養食がありました。1食分の野菜と果物が含まれ、たんぱく質や食物繊維の他、オメガ3、オメガ6の脂肪酸も摂れるという商品です。

FOOD TECH PARK
試食できる商品もあり、感想はメーカーに届く

試食してみたところ、1口目は美味しいと感じたものの、食べているうちに少し苦味を感じ、1回分としては量が多すぎる気がしたので、アンケートではそのように答えました。私の感想がメーカーに届いて検討していただけるかもしれないと思うと、商品を応援したくなる気持ちが芽生えました。

FOOD TECH PARKは、「プラントベースフード」を提供する「2foods」など、ウェルビーイング事業を展開する株式会社TWOが運営しており、展示・体験スペースも2foods渋谷ロフト店に併設する形となっています。この日、2foodsの料理もいただいてみました。

一般的なプラントベースフードのイメージに比べて味付けもしっかり濃いめで、ヴィーガンではない私も、とっても美味しくいただきました(スパイシーまぜそばとプリンをいただきました)。盛り付けやオシャレな店内の雰囲気もテンションを上げてくれます。

FOOD TECK PARK
隣のレストラン2foods。原材料表示もしっかりしていて安心感がある

2foodsでヘルシーなお食事をして、お隣のFOOD TECK PARKで、珍しい商品の情報をチェック。デートやお友達と過ごす時間にこんなコースはいかがですか?

取材・文 / 井澤裕子

<追記>(2022.06.02)

2022年5月31日をもって、FOOD TECH PARKはいったん閉店し、新事業の準備を進められているそうです。アイデアにあふれた株式会社TWOの新たな展開を楽しみに、リニューアルオープンを待ちたいと思います。

株式会社TWO

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